「熱く語る会」に参加しました。
2017.07.29ブログ今週の木曜日、若手弁護士の団体が企画する「熱く語る会」に参加しました。
「熱く語る会」とは、岡山弁護士会の第一人者である弁護士の先生方を毎回お招きし、我々若手の前で、自身の弁護士人生をお話しいただくというとても貴重な会です。
今回は、医療過誤問題の第一人者である森脇正先生のお話を伺いました。
森脇先生は、まだどの弁護士も医療問題に手を付けていなかった時代に、医療を業務の柱とすることを決め、現在の地位を築かれました。
森脇先生の先見の明の凄さに目が行きがちですが、森脇先生の凄さはそこではないと思います。
おそらく当時、「医療」を業務としてやっていきたいなぁと漠然と考えていた弁護士は、森脇先生以外にもいたのではないでしょうか?
ただ実際に事業化のため行動に移し、資源を医療分野に注力し、「医療をやるんだ」という熱い情熱のもと営業に回っていたのは森脇先生だけだったのではないかと思います。この熱さ。パッション。圧倒的な行動力、営業力こそ森脇先生のすごさだと思います。
森脇先生の熱い話を聞き、「自分も専門的な分野を持ちたい!自分も何かやりたい!」と心動かされた若手は多数いたと思います。ただ、実際に行動に移せる若手はほんの一握りだと思います。だんだん日々の業務の忙しさに気を取られ、その思いも冷めていってしまします。これは、自己啓発本を読んだだけで満足してしまい、行動に移さない現象(キャリアポルノ)と同じです。
私は、実際に「行動」に移すほんの一握りの若手でありたいと思います。