【破天荒弁護士クボリ伝】久保利英明・磯山友幸 日経BP社
2018.01.27ブログ会社更生、株主総会指導、企業ガバナンス、ロースクール、第三者委員会、一票の格差裁判。
弁護士業界のイノベーター久保利先生の自伝。
少年時代からアフリカ放浪時代の話、総会屋との戦い、検察特捜部から狙われた話など熱すぎます。
「優秀な弁護士というのはワルとは限りませんが、ただの善人ではありません」
「たとえ弁護士が法廷で怒りの感情を露わにしたとしても、それはお芝居みたいなものだ。ただし、芝居と思われないように怒らないといけない」
「いまの弁護士は「こうすればこう」「こうなれば、こう」と言うだけで「こうすべき」という結論は出さずに逃げ回る弁護士が99%。久保利さんはリスクを負って「こうすべき」とアドバイスするから依頼者から信頼される。」
すべてに共感できるわけではないですけど、「このままじゃだめだ!」と弁護士としての価値観を大きく揺さぶられる1冊です。
岡山弁護士会のK法律事務所の先生方も本の中の写真で登場されてますね。