すごく悪い時にぶれるな!すごく調子がいいときに調子にのるな!
2017.06.09ブログサイバーエージェントの藤田晋社長は、人生や経営で失敗する要因を麻雀に例えて次のように述べています。
『麻雀をやっていると、みんな同じくらいの確率でトップをとるので、強い人でトップ率が3割くらい。大体4人で打っていると2割5分位。 大体平均しているが、たまに4回連続でトップをとることがあるし、4回連続ラストをとることもある。
この4回連続ラストをとったときに、皆精神を崩す。何かまちがっているかもしれない。自分に何か問題があるかもしれないと考え始め、方針がぶれはじめる。
逆に4回連続トップを取る時期があって、そのときに大体調子にのって、バランスをくずしていく。大体調子を崩す原因はこの二つ。経営や人生も同じ。
経営や人生で大切なことは、「すごく悪い時にぶれるなということとすごく調子がいいときに調子にのるな」ということ』
調子がいいことが続き、それを自身の力と過信し、放漫経営の末、破産してしまった人。
悪いことが続き、そのために精神を崩し、あがき、さらに状況を悪くしてしまう人。
そんな方々を私も見てきました。
自分自身を客観的に、長期的な視点で見ることの大切さを実感しています。
本当に気を付けないといけないのは、不運や失敗自体ではなく、それらから受ける精神的な悪影響です。
私たち弁護士は、法的に客観的な状況を把握することができ、皆様にお伝えすることができます。自身の突然の失敗や過ちに混乱し、あせり、自身の判断で問題を解決しようとし、さらにどツボにはまってしまうというケースも見られます。早ければ早いほど解決が簡単な場合が多いです。お気軽に弁護士に相談してやっていただければと思います。
ですけど、悪いことが続くと本当にこれが一生続くんじゃないかと思ってしまいますよね。
そのとき現状をいかに大局的にとらえ、ぶれずに耐えれるかにその人の真価が問われているのだと思います。
今、高橋由伸監督の真価がとわれているわけです。