ザ・エレクトリカルパレーズ
2021.01.23ブログ休日、仕事で煮詰まった時は、ユーチューブの動画を見ています。
その中で、芸人ニューヨークのYouTubeチャンネルにアップされている「ザ・エレクトリカルパレーズ」という映画(動画)に衝撃を受けました。今口コミでもかなり広がっているようですね。
吉本興業が経営するお笑い芸人養成所(NSC)の東京校に2011年に入学した17期生。その中で在学中、9組のメンバーで構成された「ザ・エレクトリカルパレーズ」(通称「エレパレ」)という謎の集団が出現しました。授業では幅を利かせ、自分たちの名前が印刷された自前の共通のTシャツを作って着たり、テーマソングを作ったり、養成所ではかなり目立つ存在だったといいます。ところが、突然この集団は消滅し、なぜか誰も「エレパレ」のことを語らなくなりました。
本作は、この話を聞いた芸人ニューヨークが当時を知るNSC17期の芸人・元芸人を探り、この謎の集団の正体を明らかにするというものです。
全てインタビュー構成の動画であり、少しずつ謎(エレパレの正体)が明らかになっていきます。
2時間超の長い動画であり、軽いノリで見始めましたが、構成の面白さに引き込まれ、あっという間に終わりました。
お笑い養成所という狭い世界の中での出来事ですが、学生時代、予備校、サークル、会社…どの世界にも存在する、とても共感できるドキュメンタリーです。
「学生時代こんな集団いたよなぁ」と懐かしく切ない思いと、「まだまだ老けていられない、ギラギラしていかねば!」と活を入れられた動画でした。