労働審判手続&刑事弁護実務研究会に参加しました。
2017.09.14ブログ昨日は、裁判所で行われた労働審判手続の説明会に参加しました。
申立人側の準備と工夫によって、複雑な事案も早期に解決できるケースもあるようです。
事案にもよりますが、早期に紛争を解決できる労働審判制度は、労働者にとっても事業者にとっても、紛争の悩みから解放され、早期に普段の業務や生活に切り替えることができる有用な制度だと思います。今後は、労働審判制度の特性が生かせるよう工夫しながら積極的に利用していきたいと思います。
さらに、弁護士会で行われた刑事弁護実務研究会に参加しました。
今回は、特別背任罪で、高裁において逆転無罪判決を取られた清水先生の報告でした。
証拠の取得方法、証拠の分析、証拠の使い方、主張の組み立て方など大変参考になりました。法律論だけでなく経営判断の問題もからむ難しい事例でした。何箱もある証拠資料を膨大な時間と労力をかけて分析した話などなかなか真似できるものではありません。自分も頑張らねばと本当に刺激を受けました。